じゅらくの人気シリーズである帝王紫ですが、こちらは少し珍しい小袋帯(半幅帯)になります。
アクキ貝のパープル線を原料として作られる帝王紫ですが、1gの染料を作るためには2,000個もの貝が必要となります。
そんな希少な染料で染めた糸を使ってこの柄も丁寧に織られています。
また小袋帯と言いますと端から端まで同じ柄が通っているものが一般的ですが、こちらは前帯と後ろの垂れ部分とで違う柄が出るようにデザインされています。
花菱は前帯に、柳と兎は背側に出るようになっています。
軽やかな半幅の帯でありながら、柄や素材には溢れんばかりのこだわりを感じさせる贅沢な1本です。
目立つダメージ等は無く状態は良好です。
この商品はアンティークまたはリサイクルです。
ダメージ等よくご確認の上、ご注文下さい。