金唐革をアクセントに用いた帯締めです。
金唐革は14世紀のスペインで誕生しました。
革の重厚感と文様の華やかさがマッチした金唐革はヨーロッパ・バロック時代の宮廷や寺院の壁装材にも用いられていたそうです。
日本へは江戸時代に南蛮貿易品として渡来しました。
明治〜大正の時まで革細工品・煙草入れ等に珍重されますが時代の流れと共に金唐革職人は少なくなり、今ではこちらを作成した和泉紫峰氏がただ一人の金唐革職人となりました。
革製品と言いますと牛革をイメージされる方が多いかとおもいますが、和泉紫峰氏はペッカリーの革を使用しています。
ペッカリーレザーは、耐久性、弾力性、しなやかさのいずれについても最も高く評価されており、帯や和装小物に使用するのにも大変適した素材です。
ヴィヴィッドな色彩のよろけ縞に金唐革を組み合わせたデザインは唯一無二の存在感。
カジュアルからセミフォーマルまで幅広くお使いいただけます。