本疋田絞りの訪問着です。
松竹梅とおめでたいモチーフがデザインされています。
疋田絞りが綿糸で4回巻かれるのに対し、本疋田絞りでは1粒につき8回から12回もの括りが施されます。
糸が巻かれた部分には染料が入らないため、本疋田の生地は全体に白っぽく、やわらかな表情になるのが特徴です。
一反すべてに8回以上の括りを施すには、完成までに一年以上の歳月を要するといわれています。
気の遠くなるような手作業を積み重ねて生まれる、大変贅沢な1枚です。
右後ろ身頃、裾上72cmの付近に染料飛びがあります。
胴裏下部に染みがあります。
その他は状態良好です。
この商品はリサイクルまたはアンティークです。
ダメージ等よくご確認の上、ご注文下さい。
また、帯・小物等は付属せず着物のみの販売となります。