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 三重県指定の伝統工芸品である伊勢木綿の着物です。
 
 【伊勢木綿の特徴】
 
 伊勢木綿は江戸時代から今に至るまで伊勢の国で織り続けられています。
 かつては数多くの織元が存在していましたが現在では臼井織布さんただ一軒のみとなってしまいました。
 
 伊勢木綿は弱撚糸という糸を用いて織られます。
 弱撚糸はねじりの少ない糸のこと。
 ねじりが少ない分、強度が弱い為にゆっくり丁寧に織る必要があります。
 一台の機械で一日に織れる長さは13m(一反)のみ。
 とても貴重な布だと言うことがわかりますね。
 
 この糸は水にくぐらせると糊が落ち、次第にわたに戻ろうとします。
 結果、洗いを繰り返す毎にだんだんと柔らかく良い風合いに変化していきます。
 最初はハリがあり硬いように感じるかもしれませんが、使い続けることで体によく馴染むあなただけの1枚に変化するはずです。
 
 【着用時期】
 
 こちらの生地は麻綿同率の混紡生地となっております。
 木綿着物の中でも伊勢木綿はややしっかりとした質感ですが、麻が入ることにより薄く軽やかな生地に仕上がっています。
 麻のシャリ感をほのかに感じる生地ですので5月〜10月を目安にお召しいただくのがおすすめです。
 
 
 英国産アイリッシュリネン使用
 綿50%・麻50%